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第2回民事実務研究会を開催しました

四国ロースクール教授
四国グローバルリーガルセンター副所長
和食俊朗

大型台風の迫る平成27年7月15日(水)の午後6時30分から第2回民事実務研究会が、第1回同様、香川大学幸町キャンパス又信会館3階第1会議室で開催されました。

天候が心配される中でしたが、裁判所側からは福田剛久高松高裁長官、豊澤佳弘高松地裁所長はじめ15名、ロースクール及び法学部側からは柴田潤子研究科長はじめ14名、四国ロースクール修了の若手弁護士を中心に弁護士4名合計33名の参加がありました。

今回は、四国ロースクールの松久和彦准教授が「夫婦の財産関係に関する法制度の見直しに向けて~相続法制検討ワーキングチームの議論と課題を中心に~」というテーマで報告されました。生存配偶者の居住権の保護や配偶者の貢献に応じた遺産分割の実現など家族法制についてのホットなテーマについて、松久准教授から、指摘されている問題点、これまでの検討状況、対応策などコンパクトな説明があり、参加者から活発な質問がなされました。

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第3回を本年11月25日(水)、報告者は裁判所側から出すこととして終了しました。次回は、実務家から報告をしていただくことになりましたが、これまで、ロースクール、大学の研究者や弁護士において実務家から話を聞く機会はあまりなかったので、貴重な機会となりそうです。

研究会の後は有志で懇親会を行い、当日の報告テーマやお互いの仕事のことなどについてうち解けた雰囲気の中で楽しく交流が行われました。

今後も研究会を継続し、四国法曹における実務家と研究者の交流、また弁護士のリカレント教育に資することが期待されます。

以上

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