2012年4月23日13時30分から、サンポートホール高松において四国ロースクール後援会の定期総会および意見交換会が開催されました。
　四国ロースクール後援会は、四国ロースクール（香川大学･愛媛大学連合法務研究科）を人的・財政的に支援するために、四国地域の法曹界や地方自治体、経済界などの団体や個人の会員よって構成された組織です。四国ロースクール後援会は、四国ロースクールの学生に対する勉学面での支援、法務体験実施に関する支援、ならびに地域法律相談に関する支援など、様々な支援活動を行っています。
　定期総会では、来賓の高松高等検察庁勝丸充啓検事長代理総務部長河合文江氏、高松地方裁判所所長小佐田潔氏、高松地方検察庁検事正保坂洋彦氏からそれぞれご挨拶（祝辞）をいただきました。この他、高松家庭裁判所所長岡原剛氏に来賓として出席いただきました。そして、平成22年度の事業報告・会計報告、平成23年度の役員選出、事業計画および予算が議決され、より強固な支援が決定されました。
また、意見交換会では、「四国ロースクールの現状と課題について」をテーマとして、基調報告をもとに質疑応答および意見交換が行われ、本研究科を取り巻く厳しい状況が指摘されると同時に、そのような状況を打開するための方策などについて、積極的な意見が交換されました。


また、定期総会・意見交換会に引き続いて、18時から香川大学幸町北キャンパス大学会館1階において、四国ロースクール新入生歓迎会が行われました。新入生歓迎会では、総会に参列された来賓のほか、裁判所、検察庁、四国弁護士連合会など各方面から多数の実務家の方々にご参加いただき、新入生に対し歓迎と激励のお話をしていただきました。また、本研究科修了生で現在弁護士として活躍中の方にもご参加いただき、四国ロースクールの学生と実務家および教員との交流を行いました。