10月16日（土）14：00から17：00まで愛媛大学校友会館において香川大学法学部とともに四国ロースクールの母体である愛媛大学法文学部との第１回共同ＦＤ研究会を開催しました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（共同ＦＤ研究会の様子）

当日は、愛媛大学・柳澤康信学長、香川大学・一井眞比古学長、四国弁護士会連合会・宮崎浩二理事長が四国ロースクールへの期待をそれぞれ述べられ、以下のようなテーマでＦＤ研究会を行いました。

＜第1部＞・・・・テーマ：「四国ロースクールの概況について」
１．香川大学・愛媛大学連合法務研究科の現状と将来構想について・・・中山充・連合法務研究科長
２．愛媛大学における授業実施状況等についての報告・・・宇都宮純一教授・高田義之教授

＜第2部＞・・・・テーマ：「学部教育とロースクール教育との連携について」
１．香川大学法学部の四国ロースクールが設置されてからの6年間・・・松尾邦之・香川大学法学部長
２．愛媛大学法文学部の四国ロースクールが設置されてからの6年間・・・赤間道夫・愛媛大学法文学部総合政策系担当学部長
３．全体での意見交換
４．四国弁連からの講評（意見）・・・臼井満・四国弁連法科大学院支援委員
５．まとめと挨拶・・・中山充・連合法務研究科長

全国唯一の連合方式の法科大学院である四国ロースクールを抱える両大学の学長および四国弁連の理事長が最後まで研究会に参加されるとともに、本研究科の教員が両大学の学部関係者と法科大学院の存在を前提とした法学教育のあり方等について幅広く意見交換を行うことができ、大変有意義かつ貴重な機会となりました。
地方にある四国ロースクールが地元の大学と法曹関係者の力強い支援によって存立することの意義や今後の協力関係についても再確認することができ、法科大学院における法曹教育の責任と期待をあらため考えさせられました。
また、このたびの愛媛大学での共同ＦＤ研究会の開催については、両大学および四国弁護士会連合会の関係者の皆様に温かいご支援・ご協力をいただき、重ねて感謝申し上げる次第であります。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上